2022/11/27

2022年秋 初めてのアキアジ ぶっ込み釣り

 前の記事の通り、網走からウトロにかけてのエリアではアキアジのウキルアー釣りやフカセ釣りの人気スポットはほぼ閉鎖となってしまいました…

晩秋、残ったわずかなスポットの釣果情報も芳しくなく、”どこで釣りできるんだろ?”と友人と悩んでいたところ、友人のお師匠さんからぶっ込みなら釣れるかも?というアドバイスが…

期待はせずに朝方砂浜に行ってみると終盤戦という事もあってかぶっ込みの竿はあまり多くありませんでした。流れ込みに陣取っていた方に釣果を聞いてみると、”だいぶ釣れなくなったけどまだ一日一本二本は上がる”との事、その方のススメもあって、ぶっ込みをやってみる事にしました。でもぶっこみの道具は一切持っていません…でも折角オホーツクに来ていますので、思い切って購入する事にしました。

近所のホームセンターで購入したものは以下の通りです;

1 竿 4本 投げ竿で450cm 30号のおもり対応

2 リール 投げ用リール 8000番(ドラグ付) ラインナイロン8号付 4個

3 三角錘 35号 5個

4 ぶっこみ様仕掛け一式 *5個

5 エサ (多め)

6 竿立て 4本

総額は4万円弱というところでしょうか…なかなか厳しい出費となってしまいましたが、来年以降の事も考えて購入しました。

翌日、釣り場の浜辺に行って場所も空いていましたので、早速チャレンジ!

釣り方としては難しくはありません。単純にそれぞれの仕掛けを投げ入れて待つだけです。ポイントはアキアジがどこを泳いでいるかを”読む”事です。通常、アキアジは波打ち際の駆け上がり付近を泳いでいる傾向が強いので、どこに駆け上がりがあるかを見極める事が肝となります。私は残念ながらサケの走るラインをよみ切る事ができなかったのですが、友人は見極めができていたので、何とか釣り上げる事ができました。

また意外とエサがよく外れてしまいました。ウキルアーをやっているときとはエサの消費量が圧倒的に異なります。カツオ餌をイカで蓋をしていたのですが、あっという間に外れてしまう事が多かったので、より多くの餌を準備していた方がよさそうです。

そんなこんなで2022年のアキアジ釣りは終了しました。前の記事でも書きましたが、アキアジ釣りの環境がよくなる事を願うばかりです。






2022/11/05

2022年 オホーツクエリアでのアキアジ釣り・・・

 2022年の夏に私たちアキアジ釣りのウキルアー、フカセ釣りファンにとって衝撃的な告知がありました。網走からウトロにかけてほぼ全ての河口、港でアキアジ釣りが実質できなくなるというものでした・・・

22年前、たまたまテニスの試合で北海道を訪れて試合後の暇つぶしにと始めて見事にはまったアキアジのウキルアー釣り。失職して転職し、知床で味わった雄大な環境でののんびりしたアキアジ釣り。転職後、結婚して子供ができて、家族で一緒に竿を振ったアキアジ釣り・・・これが全部できなくなってしまったのです。家族や友人たちとのんびりアキアジを釣る事はできないのかと思うとショックと同時に無力感に襲われてしまいました。

今回はこれに加えてこれまでも頻繁に書いてきたゴムボート釣りなどもできなくなってしまったのです。本当に無念の一言、この冬からの色々な流れや行政の動きを聞いていて、予感はしていたのですが、本当に残念な結果となってしまいました。行政などに言いたい事は山ほどあるのですが、この場では控えたいと思います。ただ知床の雄大な釣りの楽しさを次世代に残せなかったのは残念でなりません。と同時に、自分自身の力不足を痛切に感じています。

次回からは今シーズン始めたぶっ込み釣りに関して書いていきたいと思います。

いつかまたウキルアーでのんびりホロベツ川やオンネベツ川でサケ釣りを子供たちとできるようになる日が来る事を願って…