2020/10/19

アキアジのボート釣り(注意点その2)

アキアジのボート釣り、前の記事では落水の危険などについて書きました。次に私がリスクを感じたのは、エンジン回りです。ゴムボートは2馬力のエンジンまでは、基本、免許は必要ありません。ですので、比較的簡単にゴムボートで海に出る事ができるのですが、その一方で海水を移動するという事もあってか、エンジントラブルは多いような気がします。

以前にも書きましたが、ボート釣りを数多くこなしている方でも単独では出航しない方もいらっしゃいます。私も南の島で友人とボート釣りに出た際に、エンジントラブルで危うく漂流しかけ、近くの浜まで2時間かけて手漕ぎで移動した事がありました。

また、ガス欠もあります。ガソリンの予備は勿論必要ですが、少し距離を移動する際にはガソリンの残りを見ておいた方がよいかと思います。以前、比較的長い距離を移動していたところ、ちょうど航路の真ん中でガス欠となり、そこに大型の漁船が近付いて、恐ろしい目にあいました。ガソリンは十分過ぎるくらい準備しておいた方がよいかもしれませんね。

ゴムボートは大型漁船や釣り船からは見えにくく、たとえ、旗(目印)を立てていても危険はあります。以前私がよく乗っていた釣り船が小型ボートを転覆させてしまった事もあります。ゴムボート側から大型船を避ける事が必要で、決して無理はしない方がよいと思います。たまに猛スピードで漁船の前を走っていく小型ボートを見かける事もありますが、そういうのはもってのほかです。一本のアキアジよりも自分の身の安全なんてのは当たり前のはずなのですが、いざ目の前に獲物がいるとつい忘れてしまうのですね。

2020/10/16

アキアジのボート釣り(注意点 その1)

 今年は密を回避するという事もあって、道東でもボートからの釣りをしました。陸からの釣り場がどんどんなくなって規制も強化されるに従って、ゴムボートの数も大幅に増えました。ボートの釣りはのんびりできる一方で、落水する恐れもあり、他の船などとのトラブルも発生しえますので、注意も必要です。私も一度、ボート上を移動途中にバランスを崩して落水という憂き目にあっています。器用でバランス感覚のある方は問題なく釣りができるのかもしれませんが、バランス感覚が鈍く、不器用なおじさんの視点で注意すべき点を書いていきたいと思います。


その① 落水注意: ボートは波もあってバランスがよくありません。物をとりにいくときなどは特に注意が必要です。ルアーを投げる為に、少し移動しようと思って動いたときに私は見事に落水しました。その際、当たり前なのですが、ライフベストは必須アイテムです。これがあったので、助かりました。一旦落水するとそこからボートに戻るのは一苦労です。個人的にはボート釣りの際はウェーダーではない方が良いように思います。ウェーダーはボートを発進させる際には水が入りませんので、使い勝手が良いのですが落水してしまうと水がウェーダー内に入り込み、重りになってしまいます。ボートに上がるときにも大変になってしまうのではと思います。

勿論、出航の判断は慎重さが必要です。波や風のコンディションは急激に変化します。ボートは普通の船とは違ってこれらに圧倒的に弱いのでより慎重な判断が必要になります。場合によっては本来の場所ではないところに上陸しなくてはならなくなることもありますので、安全第一で慎重に慎重に行動すべきと考えます。

2020/10/08

2020年のアキアジ釣り

 2020年、世界はCOVID19に襲われ私たち全員の生活に大きな影響を及ぼしています。今年は10月になって漸く、マスク、アルコール消毒を常に意識しながらですが、北海道に来ることができました。ただ止別川が釣り禁止になって以後、ほとんどの釣り場が混雑しており、密は避けなければならなかった為、友人のボートに同乗させてもらう事になりました。

ボートであれば、少人数ですし、リスクは少なく釣りができると考えた次第です。結果としてはよく釣れました。10月の釣りであったせいか、メス率が高くなりました。たまたまではあると思いますが、棚を深くしていました。