2012/06/11

福井 完全ふかせ釣り その1

年に一回の福井遠征を行いました。

福井といえば、玄達瀬のヒラマサ中心の大物釣りが最も有名ですが、鷹巣沖の完全フカセ釣りも有名です。仕掛けはいたってシンプル、ハリス5号か6号、6m、針はマダイ針、グレ針などの11号、12号の2本針もしくは3本針です。それを、フロロの道糸にそのままつけておしまい。あとは、針とオキアミの重さとサルカンの重さだけで、漂わせるというものです。その時に、オキアミの撒餌も適度に撒いていきます。
仕掛けはシンプルなのですが、意外と奥が深い釣りです。まず、潮の流れに合わせて、フロートをつけます。フロートの有無によって、釣果も変わってきますので、その日の潮の流れを読むことが非常に重要になります。鷹巣は、2枚潮、3枚潮にもなりますので、私のような初心者はとてもじゃないですが、自力で潮をよむことはできません。従って、船頭さんの腕がさらに重要です。
いい船頭さんなら、1日20枚、30枚も夢ではないのですが、やる気のない船頭さんですと、ひたすら同じところでコマセを撒いて、坊主で終了ということもありえてしまうのです。

また船の予約のシステムも関東とは違います。船宿直接の申し込みではなく、仲介するショップがあって、そこが船を斡旋します。できればそこで、腕の立つ船に当てて頂くよう、交渉するのがいいかと思います。ふかせ釣りは、海況によっては150m以上ラインを流す事もありますので、あまり大人数ではできません。従って、2名~3名の貸切が多く、費用も一人2万くらいはかかってしまいます。玄達瀬になれば、その倍以上ですから高価な釣りです。よって、自分に合う船頭さんでないとストレスがたまってしまうのです。

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