2012/06/21

釧路での海サクラ①

サクラマス、本州では幻の釣り物とも言われ、九頭竜川などでは、冬場に人気のターゲットです。そのサクラマス、北海道ではサーフで普通に釣れるとの話を以前、函館の釣具屋さんで聞き、是非トライしてみたいと思っていました。

そして、今回チャンス到来!たまたま北海道に行く時期に、釧路のフィッシュランドさんのブログを見ていたら、“爆釣”と書いてあります!“!!!!”ってことで、そのフィッシュランドさんへ出向き、状況を確認したところ、茶路川近辺で釣れているとのこと。時間は朝マズメが理想とのことでした。

タックルは、竿やリールはアキアジとほぼ一緒でOK。唯一違うのが、ルアーです。通常のジグ(28~40g)もしくは重めのミノーを使うのだそうです。その際のフックはシングルフック、トリプルフックと両方あるのですが、フィッシュランドさんでは、シングルをすすめられました。色はピンク系、ブルー系にアタリがあるとのことでしたので、ブルー系を2個購入、ウェダーも買って、午前2時くらいに出撃。
釣り場に2時30分くらいに到着すると、そこには何台も先行の車が・・・ただ浜辺には誰も降りていなかったので、しばらくほかのみなさんを観察。3時くらいになって、続々と浜へ向かい始めましたので、自分もウェーダーをはいてあとを追いかけました。恐らく最初にみなさんが入られたポイントが最も実績のあるポイントと想像して近くに陣取り、実釣開始・・・と思ったら何と、一投目からルアーをロスト!!!リーダーの接合がうまくできていなかった為、リーダーごと吹っ飛んでしまいました・・・自分のがさつさに腹が立ちましたが、仕方無し。しかし、結局これがあとに響きます・・・

気を取り直して、PEラインにジグヘッドを直結し、再スタート。しばらくすると、10mくらい向こうの人にアタリ!しっかりゲットしていました。海サクラでした。これはひょっとしてと思いながらの2投目、遠投(50mくらい)して糸ふけをとって引き出した直後、グングンというアタリ!“オーッキタァァ”と思って、やりとりを開始。軽快なファイトに“初サクラがこんなに簡単に釣れていいのか!?”などと思ってリールをガンガン巻いていたら、急にフッと軽くなり、無念のフックアウト・・・
気を取り直して、再度トライ。しばらくは周囲も釣れていませんでしたが、完全に明るくなった午前3時30分頃、周囲がバタバタとヒット・・・そして、自分にも再度チャンス!グングンというアタリでやりとり開始!“今度こそ!!”と思いながら巻いているととなりの方とオマツリ!そしてまたもや無念のフックアウト・・・海サクラは人気ターゲットの為、アキアジくらい釣り人が多いのです。大体、3m間隔くらいで人が入っていました。ウキルアーと違って、自分のルアーがどこにあるかがわかりづらいこともあって、オマツリの頻度はどうしても高くなってしまいます。
無念の2バラシからまた気を取り直して釣り開始。ほどなくして、またもやオマツリ。解き終わってルアーを回収しようと思ったところ、今度は根がかり。ウキルアーと違って、“ウキ”がありませんので、オマツリすると、自分のルアーは着底してしまい、根がかる確率が上がってしまうのです。
結局そのまま、ルアーは回収できず、撤収せざるを得なくなりました。午前4時前、まだまだ釣れる時間帯だっただけに無念の一言です。

今回の教訓は以下の通りです。
① サクラマスは意外とバレ易いので、取り込みは最後まで注意が必要。
② リーダーシステムは上手にくまないと悲惨なことになる。
③ アキアジと比べてオマツリし易く、そのあとのリスクも高い。
④ やはり、ルアーは一定数持っていたほうがよい。

上記教訓を得ただけで、初日の釣行は終了してしまいました。
画像は今回利用したジグです。

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