2018/09/15

2018年アキアジ開幕 止別川に規制がかかる!

2018年のアキアジ釣りがスタートしました!今年の大きなトピックの一つはシーズンイン前に発表された道東アキアジの最大人気スポット、止別川の河口規制でしょう。例年9月1日に釣り解禁となり、北海道だけでなく日本各地から釣り人を集めていた止別川に河口規制がかかってしまったのです。これによって、これまで止別に集まっていたアキアジハンターたちは各地に散る事になり、どこの釣り場が混雑するのかがわからなくなりました。
この規制には表向きの理由とそれ以外の理由があると言われていますが、我々釣り人のマナーや釣り人同士のトラブルが遠因となっているのも確かだと思われます。先日ウトロの道の駅の状況が全国放送されてしまったなど、道東のその他の地域でも釣り人に対する規制はどんどん強まっており、私たちが釣りを楽しめる場所が少なくなってしまう可能性を感じています。あくまで個人的な意見にすぎませんが、未来の釣り人たちの為にもそろそろライセンス制や海外の事例などを参考にしっかりとしたルールを定めていかないとならないのではないかと思います。

さて、2018年についてはアキアジの回遊量は多いのではないかという予測が出ており、最も早く回遊する太平洋では比較的良い状況が聞こえてきています。自分がホームグラウンドにしているオホーツク海エリアでも例年より早くからアキアジの情報がありました。今回の釣行は3泊4日、できるだけ混雑を避けて河口を中心に狙ってきました。直前に道央を中心とした地震があり、被災された皆様にはお見舞い申し上げたいと思います。釣行キャンセルも考えましたが、道東には停電以外の被害は少なく、風評被害による観光の停滞が予測されましたのでここは現地に行って、消費する事で少しでも地元経済のたしになればと考えました。

今回の釣行では5年魚と思われる80cm以上のオスが2本、70cm台のオスが2本、メスが1匹釣れました。出だしとしては上々です。今年のヒットルアーは、ぐるぐるサーモンワイドの青、ブルピン、通常のぐるぐるのブルーあわびと昨年のエース、アトムもどきでした。
昨年活躍したアトムもどき(愛称毛虫ルアー)はエサ無しの釣り方に相性が良いのかもしれません。カラフト釣り名人のルアーマンの方からアドバイスをいただいた際、ルアーだけで釣る時はアクションを多少入れた方が良いのではないかと言われました。エサ付きの場合、ただ巻きをしていてもエサが水の抵抗を受けて、ルアーを動かすのですが、エサ無しだとそれができない為、アクションを少し入れた方がアキアジの食い気を誘うかもしれないとの事です。アトムもどきはルアーだけでも水中でよく動きますので、エサ無しでも強いのかもしれません。但し空気抵抗も受けやすい形状であるため、投げた際のコントロールにずれが生じてしまう事と距離が出ないのが弱点だと思います。

天候にも恵まれアキアジも釣る事ができ、全体的には満足できる釣行でした。ただヒグマとの遭遇もありましたので、その点については次に書きたいと思います。
画像は今年1本目のイクラです。まだ柔らかいので味噌漬けにしました。

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