2019/10/28

2019年のアキアジ釣り ほぼ終了

2019年のアキアジ釣りは先週をもってほぼ終了となりました。
私はオホーツク海を中心にアキアジ釣りを10年以上しているのですが、これだけ釣れなかった年も初めてかもしれません。いつもは他の釣り人が釣れて、自分だけ釣れないと悩むのですが、今年はみんな釣れずに自分も釣れないという初めての状況でした。週末などは100人以上の釣り人で総合計一桁なんて日もあったくらいです。

沖を走る漁船も捕れておらず、4年前にオホーツクを旅立ったアキアジの幼魚たちはどこに消えてしまったのでしょうか?海水温も高く地球温暖化がいよいよ身近に感じられるようになってきました。

という訳で新しいルアーの実験ややろうと思っていた付けエサの実験などは全くできませんでした。何しろ宝くじ状態のアキアジ釣りですから常に自分のエースのルアーを使い続けてやっと3日で1本とかいう具合です。いつもですと、エサ無しで取り組むのですが、10月に入ってからはエビ粉をまぶしたカツオやサンマを使って少しでも鮭がかかるように取り組みました。エサを付けていた事もあってか、今年は珍しくメス率が高く、50%となりました。例年は25%程度ですので倍になっています。エサを付けるとメス率が上がるかもしれない。これが今年の唯一の実験結果です。因みにエサ無しで釣りをした9月はオス率が90%でした。

恐らく来年も似たような状況になるのではないでしょうか?アキアジ一本一本がとても貴重になった2019年のアキアジ釣りでした。

2019/10/04

2019年道東アキアジ(第2弾)新製品ルアーの感想

道東のアキアジ釣りもいよいよ後半戦になってきました。
止別川で釣りができなくなった影響は大きく道内各地に広がっているようです。これまでホームグラウンドのように利用していた河川も昨年来人と車でいっぱいとなり、今年は一度もいけませんでした…
トラブルも色々なところで発生しているようでこのままではアキアジ釣りは衰退してしまうのではないかと密かに心配しており、何か対策が必要だと感じています。

さて、話は変わります。新しいもの好きな私としては今年のサーモンロケットFREEというルアーに強い関心があり、速攻で購入しました。釣り場であまり使っている人は見かけませんでしたが、そこそこ売れているのかもしれません。このルアーはサーモンロケットと遊動式リーダーがセットとなっているようなものです。この遊動式リーダーによってバラシが減少というメーカーのうたい文句で、バラシが多い私としては買わざるをえないアイテムでした。

今のところ実際に使ってはいるものの、結果としてゲットできたアキアジはありません。アタリはあるのですが、当たるとリールを巻くスピードを落とすという癖があるせいか、ムズムズと感触はあるもののしばらくして針掛かりしないということが何度かありました。実際に針に掛かった事もあったのですが、私のアワセが弱いのか2回ともバレてしまいました。比較的早いスピードで巻き、強いアワセを入れる釣り人に向いているルアーなのかもしれません。
私は今のところこのルアーでは実績が無いのですが今後も使い続けたいと思います。

またもう一つ買ってしまったのが、ぐるぐるサーモンの新バージョンです。ぐるぐるサーモンがクランクのようになっている細長いルアーです。これも早速購入し、使ってはいるのですが、こちらも実績はありません。アタリさえないので、魚がいないのか私の腕の問題なのか…こちらももう少し使っていきたいと思います。
残り約1カ月となってしまったアキアジシーズン、存分に楽しみたいと思います。

2019/09/17

2019年アキアジシーズンスタート!

9月に入り、いよいよ今年もアキアジシーズンが開幕しました。
北海道各地で釣果が聞こえるようになっています。

私のホームグラウンドとも言える、道東(オホーツク海)では今年はカラフトマスが不漁と言われ、釣果も芳しくなかったようです。その分、アキアジについてはみんな気合が入っているようですが、今年はどうでしょうか…

釣り人のマナーなどからどんどん釣り場が少なくなる近年、今年もよい釣りができればと考えています。最初の釣行では何とかアキアジを釣り上げる事ができました。この時期のオスはよく引いて、すごく楽しいです。今年発売のダイワのリーダー付きルアーやぐるぐるサーモンの新しい形状のものも使ったのですが、釣果には恵まれず、釣れたのはアキアジクルセイダーのミラーブルーと私の大好きなアトムもどき、ブルピンでした。
次回以降、新製品をなるべく使って釣り味等をご報告できればと思っております。

2019/08/05

カラフトマス釣り 知床

今年は早くに北海道に行く時間があったため、知床に行ってきました。
この時期、知床はカラフトマス釣りが盛んです。
カラフトマスは英語名がピンクサーモン、マスと言うよりも小型の鮭という感じです。
カラフトマスは鮭と違ってエサを追う事から、フカセ釣りだけでなく、ルアー(スプーン等)単体でも釣れます。その一方で鮭よりも口が柔らかく、暴れもしますのでバレやすいようです。このようにゲーム性が高い釣りですので、ファンも多く、サケ釣りはやらないけど、カラフトマス釣りはするという人も多くいます。

タックルはサケ釣りよりも一回り小型のタックルになります。竿はMかMH、長さは9FT、10FT程度、ラインはサケ釣りよりも細くしてもOKで、リールもシマノだと3000番で十分です。私のこれまでの数少ない経験ではカラフトマスはさほど遠投しなくても釣れます。
寧ろ遠投では釣れないかもしれません。ほぼ川前くらいで釣れるというイメージです。
また鮭よりも生まれた川に帰って来る割合は少ないそうで、真水が流れ込む場所ではカラフトマスが釣れるので、選択肢となるポイントも多くなりますので、サケ釣りほど混雑しないようです。

さて、今回私はルアー単体及びサケ釣りで定番のウキルアーでやってみました。結果はいつも通りのボウズ・・・一回掛けたのですが、強引にやり取りしすぎたのか、ばらしてしまいました(涙)いつになったら平均的な釣り人となれるのやらです。

2019/04/05

サクラマス・ボート釣り in 道南

先日、休暇をとって道南に行ってきました。
目的はサクラマス釣り。サクラマスはヤマメの降海型で私が暮らす本州では幻の魚とも言われています。そのサクラマス、北海道では比較的普通のターゲットとなっており、遊漁船やボート釣りではよく釣れています。

知人から道南方面でボートなどからサクラマスがよく釣れているという情報を聞き、2泊3日の日程で釣行しました。トライしたのはゴムボートからの釣りです。北海道全体ではゴムボート釣りはまだまだ浸透していない様に見えるのですが、道南ではアキアジシーズンも含めて、どんどん増えている様に感じます。お手軽ですし、のんびり釣りができますので、ボートに2~30万円を出す余裕があれば、楽しく釣りができます。私の場合は資金的な余裕がありませんので、知人からボートを借りて、そのお仲間の力も色々お借りしての釣りとなっています。

ゴムボートと言っても、沖に出ますし、エンジントラブルなどが発生する事もありますので、安全管理の徹底と、できれば複数艇で出た方がよいかと思います。今回の釣り場も恵山方面で、漁師さんも周囲にいますので、より注意が必要だなと感じました。

さて、実際の釣りの方なのですが、これまでボウズはないとの景気の良い情報の元、出撃したのですが、私は見事にボウズを食らってしまいました。釣り方はバケ釣りと、ジギング釣りの2タイプがあります。それぞれのメリットデメリットは以下の通りです。

バケ釣りのメリット : 針が多く、棚を広くとれる為、魚がかかる率が高い。
バケ釣りのデメリット : 仕掛けが長い為、取扱いが難しい。魚がかかった後の取り込みなども難しく、ゴムボートに穴をあけてしまう可能性もある。

ジギングのメリット : バケと比べて軽く取り扱いやすい。魚がかかった場合、取り込みが比較的容易
ジギングのデメリット : 棚をとりにくい。サクラマスの棚が定まっていない場合、バケと比べると魚がかかりにくい。

という訳で初心者の私はジギングでトライしたのですが、かかってきたのはホッケとカジカ…ただ私の知人はジギングでも2本とりましたので、やっぱり私の実力不足だったかと思います。バケの方々は5~6本とっており、あまりに悔しかったので、翌日もトライ、何とか40cm程度の小さいマスをとりましたが、それだけで終わってしまいました。その日同行された方は10本、6本、5本。又も実力不足を痛感させられました。

何事も経験とはいえ、なかなか釣りは上達しませんが、のんびり頑張っていきたいと思います。今回もご協力いただいた道南のみなさまありがとうございました。