2012/11/12

アキアジ 第四次道東遠征① 付けエサ実験

アキアジは一般的に、遡上前は食べ物をとらないと言われています。
その一方で、ルアーやウキふかせのタコベイトなどには食いつきます。どういうことなんでしょうか?散々悩んだ挙句、自分なりに出した結論は、“餌は食べない。でも、周りのサカナ(アキアジ)を適当に攻撃するため、口を使うのでは・・・”となりました。実際、川で上から見ているとアキアジは周囲のアキアジに噛み付くような仕草をしています。これを海でもやっているのだとすれば、付けエサに最も適しているのは、アキアジ自身ではないかと考えました。

そして、11月2週目、最後の道東遠征で実験をしてみました。その頃斜里の釣具屋さんに情報をとったところ、もうアキアジは終盤戦とのこと。止別は大風とサカナがいないとの情報で釣り人ゼロ。日の出漁港でポツポツ釣れる程度とのことでしたので、期待をせずに行ってみました。エサはアキアジの皮の部分を使いました。特に、ニンニクとかえび粉はまぶさずにセット。実際に漁港に11時頃に着いて、周囲に聞いてみると、朝方特定のポイントでよく釣れていたとのこと。残念ながら、その場所はすでに埋まっており、且つ釣り方も自分とは違う、ウキふかせ。ということで、“他の場所では全然ダメだよ~”との声の下、防波堤側へ移動し、遠投用のスーパーブラーをつけ、タナを深くして、“ま〜ダメ元”ということで、とりあえず、港の真ん中へ向かって遠投しました。すると、一投目から、むずむずというアタリ!久々のアキアジ釣りでしたので、ガヤのあたりかな?なんて思いながら、そのまま引っ張ると、一回シーンとなり、また数秒後に、コンコンというあたり。数秒おいてからあわせてみると、やはりアキアジでした。
そのあとが、大変でした。一投目ということで、釣れないだろうな~との思い込みもあった為、タモを全く用意していなかったのです。片手で竿を持ちながら、支柱に網をセットすることから始めなければならず、そこだけで数分かかってしまいました。その後、何とかタモをセットし、取り込むことができました。立派なメスでした。

とりあえず、第一弾の実験は成功!付けエサがサケでもアキアジは食ってくるのですね。しかし、このあと、もっと面白い事実が発覚します・・・

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