2017/10/08

今年のヒットルアー

この3連休がいよいよ道東最後のピークとなるのでしょうか?各釣り場は午後9時の段階でも結構いっぱいでした。アキアジ釣りができる場所も段々限られるようになってきており、激戦区はほんの2~3年前までは止別のみだったのに、今は各釣り場が混むようになってきました…

さて、終盤戦の今、今年自分にとって最も活躍してくれたルアーは画像のアトムもどきです。自分たちの仲間内では通称、芋虫ルアーと呼んでいます。長所は水の動きをとらえやすく、ヒラヒラとゆっくり大きくアピールできる事です。逆に短所は水の動きをとらえられるという事は空気の動きにも敏感で、向かい風などの状況に非常に弱く、距離を稼げないという点です。
自分は、アキアジが比較的自分の近いところで食ってくるときによく使っています。エサを付けていなくても結構釣れたルアーでした。


2017/10/06

初心者がアキアジを釣るには③

道具を揃えたら、いよいよ釣り場へ!釣り場には以下の2種類があると考えてよいでしょう。
① 河口 : 規制の入っていない川の河口です。
② 港 : 放流事業などをやっている港です。

それぞれの特徴や装備は以下の通りとなります。

① 河口 : 河口の両側に立ち込んでの釣りになりますので、ウェーダーは必須となる事が多いです。安全の為、ライフジャケットは着ていた方が良いでしょう。(釣り用のライフジャケットであれば、道具入れ用のポケットも幾つかあるので、便利です。)玉網は必要がない事が多く、釣ったらサケを陸地にずり上げます。ゆとりのある釣り場であれば、北海道の大自然を感じながら釣りをする事ができますが、足元が悪い事が多いので、川の中で転んだりしないような注意が必要です。特に、サケがかかった後興奮してこけるなどの事が起きやすいです。(自分も経験アリ)

② 港 : まず、足場が良いので子供でも釣りができる事が多いです。ウェーダーも必要ない事が殆どです。その一方で、玉網は必須となります。片手で竿を持ちながらの玉網入れは至難の業ですので、釣り場に入るときに両隣の方に挨拶をしておいて、自分が初心者である事お話し、かかったらお願いするのがベストでしょう。9割がたOKしてくれると思いますが、稀にNGという方もいますので、注意は必要です。港ですと、漁船などがいますので、漁船の通り道にウキなどを置いているとあっと言う間にスクリューに持っていかれてしまう事もあります。また係留用ロープが張り巡らされていることも多いので、そこに引っ掛けないようにしないとなりません。ライフジャケットは必ずしも必要ないのですが、サケが掛ったときに興奮して海に落ちるという事を昨年見た事がありますので、あった方がベターです。

何れを選ぶにしても、よく釣具屋さんなどと相談して、激混みの場所は避けた方が長い間アキアジ釣りを続けられると思います。激戦区は釣れるのですが、その分トラブルも多いので…釣り場について、投げ方などは以前記載したように思いますので、そちらをご覧ください。


2017/10/04

初心者がアキアジを釣るには ②

さて、初心者の方で周囲にアキアジ釣りをする人がいない場合…これは結構大変です。自分もそうでしたが、釣り場もわからない、釣り方もわからない、他の釣り人とどう接していいかもわからない…というのが普通です。
この場合、まずは道内の大きめの釣具屋さんに走るのがいいかと思います。本州の釣具屋さんでは殆どアキアジ釣りの情報は集まりません。札幌でも函館でもどこでもいいので、大きめの釣具屋さんで相談してください。小さい釣具店ですと、オーナーさんがアキアジ釣りをしない場合には、あまり良い情報が得られない可能性があります。もちろん、ローカルの貴重な情報を得られる事もあるのですが、大きい店舗だとスタッフが何人かいますので、無難です。そこでは釣り具だけでなく、釣り場の情報も入手可能です。お店によっては地図までくれたりします。
内地から北海道に釣行される方は道具は本州などで揃える必要は全くありません。全て北海道で売っていますし、そっちの方が安上がりです。
道具は安いもので十分です。たま~に高いものを薦められてしまう事もありますが、アキアジは大きく、釣り場も混んでいたりしますので、トラブルはつきものです。従って、安い物からまず入って、自分のようにはまってしまったら可処分所得に応じてグレードアップさせれば十分です。
購入する道具としては竿、リール、ライン、仕掛け(初心者にはウキルアーが最も簡単)玉網でしょうか。ウェーダーなどが必要になる場合もありますので、釣り場に応じて考えればいいのではないかと思います。
道具を揃えたら釣り場へ…となりますが、またそのあたりも書いていきたいと思います。

2017/10/02

初心者がアキアジを釣るには①

先日たまたまアキアジを釣った事がない若者と一緒に釣りに行きました。“初心者おじさん”と名乗っていますが、流石にキャリアも15年くらいになりますので、初心者とは言えないのかな?と思います。(これまで釣り上げた本数で言えばまだまだ初心者のうちかもしれませんが…)

最初の一本を釣るまで、その知人もなかなか苦労をしていました。今年は全体的にアキアジの数も少ないので、仕方ないのですが、全く初めての方がアキアジをゲットするにはどうすればいいかを考えてみました。

その① : 経験者に連れていってもらう!
兎にも角にもこれが一番です!経験者と一緒に行けば、釣り場や仕掛け、かかった後の取り込み方等殆ど教えてくれると思います。まずは近くで誰かアキアジ釣りに行く人を探して同行するのが一番いいでしょう。連れていってもらったら丁重に御礼はしましょう。道内の方ならそんなに難しくはない筈です。

その② : 連れていってもらえる人がいない場合
内地在住の自分がまさにそうでした。自分の近くにアキアジ釣りをする人がいない場合も当然あります。次回からその辺をもうちょっと書いてみたいと思います。 

2017/10/01

筋子の処理 イクラの味噌漬け

アキアジが運良く釣れて、それがメスだった場合一番楽しみなのはやっぱり“イクラ”ではないでしょうか?

そのイクラの漬け方なのですが、市販されているのは殆どしょうゆ漬けもしくは塩漬けではないかと思います。我が家では通常はしょうゆ漬けなのですが、少し手間はかかるものの、味噌漬けもしています。
味噌漬けは色合いがイクラそのままオレンジである事、味も醤油と比べると水っぽさは少なく、濃厚な味となる事が多いです。(個人の感想ですし、漬かり具合もまちまちです。)

漬け方としてはイクラにほぐすところまでは、他の漬け方とかわりありません。
① 漬ける際には、タッパーにまず、味噌をひきます。味噌は水分を入れるために、みりんや日本酒をアルコール分を飛ばしてから、少し混ぜてのばします。
② 次にその上にキッチンペーパーを敷いて、イクラを並べます。
③ イクラを並べたら、その上にまたキッチンペーパーを敷いて味噌をのばします。
ちょうど、イクラと味噌のミルフィーユみたいな感じです。
④ その後、冷蔵庫でうちの場合は一晩漬けて味噌をとったら出来上がりです。

醤油漬けに比べて若干コストはかかりますが、違った味わいが楽しめます。
以上、イクラの味噌漬けでした。

2017年アキアジ道東遠征 その3 たくさん釣る人とそうでない人の差

今年、2017年のアキアジ漁獲量は歴史的不漁であった2016年よりもさらに半減という壊滅的な状況であると言われています。これ即ちアキアジ釣りにもあてはまり、これまでは一日5本という日もあったのですが、今年については朝から夕方まで、一日やって0か1という日々です。

そんな中でも、多く釣る人はいます。その人たちにはどんな特色があるのか、考えてみました。
① 釣れているところに大胆に移動できる人 : 自分は小心者なのでできないのですが、釣れているところの間に移動して釣る事ができる人は釣れる確率が高いです。ただやり方によってはとても迷惑な人もしくはヤナ奴となってしまうので要注意です。

② 釣ったサカナの処理が速い人 : これは他の人から嫌がられません。素早く針を抜き、素早く〆、すぐに次の一投に向かえる人はたくさん釣ります。自分の場合には釣った後は暫く興奮し、針外しにとまどり、なかなかナイフで〆られないためその内にルアーとラインが絡まったりし、次の一投になかなか移行できません。アキアジの場合も真鯛などと同様に釣れる時合というものがありますので、モタモタしているのは致命的です。先日も自分が1本を釣ってその処理を手間取っている間に友人は3本とりました。

今年は本当に一本のアキアジが貴重になっています。釣れる時に釣るをモットーに一本を大事にしながら頑張ります。