2013/12/22

ウキふかせとウキルアーどちらが釣れる?

このテーマはとくにここ最近よく聞く話題ではないかと思います。
最後の道南遠征でも函館のルアーマンから“江差のウキふかせの人たちはやたらよく釣る”という話を聞きました。
自分自身も道東で目の前で2時間ちょっとで15本くらい釣ってしまったウキふかせの若者を見ました。斜里の釣具屋さんもウキふかせが中心だそうです。
自分が今まで見てきた限りでは腕が確かであれば、ウキふかせのほうが有利かもしれません。
ウキふかせと言っても自分が知るかぎりでは主として2タイプあるようです。

第一のタイプ : 典型的ウキふかせで、主として河口近辺を狙い細ハリス、小さ目の針で遠投はあまりせず、少し待ちながら微妙なアタリにあわせるタイプ

第二のタイプ : 遠投用のウキを使い、遠投してウキルアーのようにゆっくりとただ巻き(たまに流す)するタイプ

全体的にはどちらかというと①のタイプの方が多いようです。実は自分も昨年トライしてみたものの、アタリがよくわからず、全く釣れませんでした。(本当にアタリがなかったのかもしれませんが・・・)②のタイプは自分はまだやったことがありませんので、もし次のシーズン遠征ができるのであれば、トライしてみたいとは思います。ただ道東の若者を観察していたところ、やっぱりアワセのタイミングがあるみたいで、自分のような不器用な初級者には難しいかもしれません。

その一方でウキルアーのメリットは何でしょうか??
それは何と言っても下手でもとりあえず釣れる事ではないかと思います。自分は今年に関してはアワセをテーマに釣りをしていましたが、ウキルアーの場合は強烈なアワセを入れなくても向こうアワセでも釣れてはくれます。そういう意味では初心者にはもってこいの釣りではないでしょうか?(もちろん、遠投力、ルアー選択、タナ合わせ、アワセ等繊細なテクニックも安定して釣るためには必要ですが・・・)
遠投を必要としない時期であれば、非力な初心者の女性でも実際にそこそこの本数を釣っていました。
ウキルアーのデメリットのひとつはお金が多少かかることです。なんだかんだ言って、自分もルアーを毎年10個以上なくします。そのたびに1000円程度のルアーが消えてしまいますので、その面でもウキふかせのほうがコストがかかりにくいのかもしれません。
コストがかからないがより繊細なウキふかせにするか、コストはかかるけど自分にとっては無難なウキルアーにするか、悩ましいところですね・・・

2013/12/16

2013年 最終アキアジ釣行 函館

今年度ラストの釣行に行ってきました。場所は3年連続の函館、時期は河川規制解除となる12月中旬です。今年は例年になく、厳しいコンディションとなってしまいました。

まず、一昨年オイシイおもいをした茂辺地川にてトライ。到着してみると昨年、一昨年とそこそこ釣り人がいたのですが、今年はゼロ・・・これは厳しいかも・・・とトライしたものの、見事に空振りに終わってしまいました。

翌日は早朝から知人と茂辺地川へ。先行者は2名。昨年、仲良くなった地元の釣り人と一年ぶりの再会をはたし、釣行開始・・・でも釣れません・・・結局誰も釣れずに茂辺地川はギブアップ!上磯漁港に移動しました。

上磯漁港に移動してみると、ぶっこみ釣りで上がっていました。チャンスと思い、ルアーを投げ始めたのですが・・・やはりダメ・・・と、ここで知人が投げ竿を持ち出してトライ。しばらく何もなかったので、知人は離席。その瞬間にバタバタというアタリ!その知人に声を掛け、フッキングだけして待っていたのですが、待っている間に抜けてしまいました。その後、エサを付けなおしてキャスト。ミスキャスト気味だったのですが、そのままにしておいたところ、再度バタバタというアタリ!!!
知人は昼食に行ってしまった為、今度は一気にあげるとキレイな雌でした!(画像)
漁港側の釣り場のみなさんはとても親切で、自分がかけたところを見かけると遠くから玉網を持って来て取り込んでくれました。非常にありがたかったです。昨年の茂辺地川のルアーマンといい、今回の投げ釣りのみなさんといい、親切にされると来年も函館で!って気になりますね(^^

この後もトライはしてみたのですが、悪天候もあって結局何も釣れず、かからず今シーズンのアキアジは終了しました。次回以降は今年度の反省やルアーの傾向などを書いていきたいと思います。

2013/11/25

函館遠征 ① 噴火湾アキアジの船釣り

アキアジ釣りは通常、12月中旬の解禁日前後の函館遠征で終了するのがここ2年のパターンなのですが、今年は10月初旬に知人から11月中旬に噴火湾の船に乗るので来ませんか?というお誘いをうけ、行くことにしました。
噴火湾の船釣りと言えば、自分には苦い経験がありました。2年前フリーで予約し船に乗ったのですが、ぐるぐるサーモンをバカにされ、船中ボウズでなぜかソイ釣りという乗船料を全くもって無駄にしたことがあったのです・・・今回こそは船ならではのハナマガリ(大型のオス)もしくは銀毛のメスをとってやる!と出動しました。
噴火湾の船釣りはまず跳ねをみつけ、そこに行き、ルアーをビュンビュン投げるというスタイルです。前回はフリーでしたので、周りに気を遣いながら肩身の狭い思いをしていたのですが、今回は知人のお仲間たちでほぼチャーター状態でしたので、和気藹々と楽しく釣ることができました。
で、結果なのですが・・・またしても船中ボウズ・・・他のお客さんに聞いても2回連続船中ボウズは聞いたことがないとの事。よっぽど自分は運が向いていないらしい・・・

あまりの悔しさにそのまま、道南の有名ポイント、常呂川へ。ここも過去、アキアジに右手を釣られた苦い経験のある場所です。着いてみると、数人が釣りしていて目の前で一本ゲット!これはやらなきゃ損ということで道南では不人気な止別定番のアキアジクルセイダーのミラーブルー(道南では普通に売ってます。道東では9月中には売り切れてしまうのに・・・)でチャレンジ・・・見事に空振りに終わってしまいました。

体調を崩していたので、翌朝再々チャレンジするかどうか迷ったのですが、アキアジを釣るチャンスはそうそうないと考え、結局同じ常呂川に。午前6時到着でしたが、先行者は2名のみ。ただ釣り場に着いてみると、早速あたっていた模様。慌てて、アキアジクルセイダーの仕掛けをセットし、投げ始めました。すると、お隣がバラシ“次々とばらしてるからあんた来るんじゃないの!?”という声をうけ、しばらく投げていると、コンコンというアタリ!他の方がばらしていたので、2呼吸ほど待ってアワセ・・・成功!!!小気味良い引きを味わいながら、寄せて最後に大きめの岩を乗り越えてランディングしないとなりません。波とタイミングを合わせてうまくランディングに成功。この時期には珍しい、銀色のメスでした。


今回の遠征では以上で終了となりました。一本状態のよいアキアジが獲れて運がよかったかな?と思います。

2013/11/12

今シーズン最後の道東遠征

10月下旬になると今年度は海のコンディションも悪くなってなかなか釣りづらくなってきました。そんな中、11月に入ってから最後の道東遠征に行ってきました。
幸い、天候のコンディションは悪くなかったのですが、釣果は今一つでした。特に早朝の釣りはほとんどが空振りに終わりました。今回比較的よかったのは午後からの釣り。今回の遠征では大半が午後の釣果でした。その理由としては潮もありましたが釣り人の数というところもあったような気がします。早朝は30人、40人と投げているので、サカナは掛かってもなかなか一人何本とはいきません。ところが昼は10人程度ですので、いい時間帯に入ると複数釣れるという状態になっていました。
釣れたアキアジはほとんどがブナってました。筋子はよかったものの中にはピンポン玉もありました。

2013/10/17

2013 道東遠征第3弾 アキアジ ウキルアー仕掛け 再考その②

さて、これまで自分のような不器用で下手くそ(今回も色々なところでご年配の方々に指導をうけました。感謝です。)なりに、釣果を上げるには・・・ということで色々考えてみました。
そして今回ペレケ川を遡上中のアキアジをじっくり観察していると、黄色い落ち葉を咥えているアキアジを発見しました。あれっと思い、さらに観察を続けるとほかのアキアジも目の前を流れる落ち葉をパクリとやっています!まさにこれがアキアジのウキルアー釣りの仕組みなんだなぁ~と思いました。威嚇行動などで口を使うこともありますが、やっぱり王道はヒラヒラとアキアジの目の前をルアーが通ることなんでしょうか・・・と、すれば食いが浅いのにも納得がいきます。大概のアキアジはちょっとすると葉っぱを放してましたので・・・

となると、ルアー&タコベイトもふらふらと漂うくらいがいいようです。つまりはゆっくりとした巻き方ですね。そしてたまにキラキラと光ることでアキアジを誘引する・・・となるとぐるぐるサーモンの泳ぎ方は理にかなっているようです。タコベイトが比較的大きく動くようですので、やはり活性の高いときがいいのではないかと思われます。一方でスーパーブラーは動きは地味ですが、小さいので、活性が低いときにでも口を使わせやすいのではないかと想像します。
色はやっぱりあまり関係が無い気がしていますが、光り方の違いはあるのではないかと思われます。スーパーブラーを使っていて、新型のオレンジが釣れまくっていたため、黄色の旧バージョンに変えた瞬間、アタリが一気に遠のいてしまいました。かろうじて一本釣れたもののたまたまかもしれませんが、光り方に問題があったような気がしてなりません。
今後はだんだんと釣りにくくなってきます。昨年はスーパーブラーが食い渋っている中、効果があったように思われます。そんなこんなで今年もいろいろ実験していきたいと思います。

2013/10/16

2013年道東遠征 第3弾 アキアジ釣りの気象等の条件および仕掛け(ウキルアー)再考 その①

10月の連休前、第3次の道東遠征に行ってきました。
今回は激戦区の止別を避け、それ以外の釣り場で頑張ってきました。止別は群れが大きくよく釣れるのですが、特に朝方は釣り人の神経も高ぶっているせいかいろいろなトラブルが発生してしまうため避けています。
今回の遠征では気象等、自分の釣り方以外の条件も検証してみました。
まず第一に漁火。オホーツクにはイカの群れを追ってイカ漁の漁船団が入ってくるケースがあります。これがいる時期はアキアジは不調なようです。勿論例外も多々ありますが、漁師さん曰く群れが散ってしまうとのことでした。実際、今回の釣行で一番釣れた日は漁火がなかった日の早朝でした。ただ潮などの関係ももちろんあるはずですので、さらなる検証も必要ですね。
第二には風と波。これはどちらも無いほうがいいですね。多少の波はアキアジの警戒心を減らすという方もいらっしゃるのであってもいいのですが波が立ち過ぎてしまうとアキアジは沖に戻ってしまうようです。風も同様です。無いほうがトラブルは少ないですよね。今回の遠征では風でキャップがとばされてしまい、ヘッドランプを一つダメにしてしまいました(涙)
最後に潮。潮の具合によって釣れる釣れないがあると思われます。昨年まではあまり気にせずに釣りしてましたが、今年少し調べてみたところやはり影響が大きそうです。ただ傾向を書くにはもう少しデータを増やさないとならないと思っています。

仕掛けの部分では今回も“バラシ”に悩みました。フッキングにはいたるのですが、フックアウトが多く、4バラシ0ゲット仕掛け2ロストなんて日もありました。仕掛けは総額2000円近くになることもありますので、自分にとっては大損害です。
そこで斜里町の釣り具屋さんに相談をしたところ、ウキルアーの仕掛けをフロロからナイロンにしてはどうかというアドバイスを受けました。通常のセット商品(リーダー付)ではフロロ8号が付いていますが、これをナイロンの14号に変更して(自作して)やってみると・・・そこからバラシは格段と少なくなりました!理論的にはナイロンはフロロと比べて伸びますので、ショックを吸収してくれます。自分はラインがPE3号を中心としていますので、PE+フロロという伸びない素材の組み合わせよりもナイロンとすることで、口切れや結び目でのラインブレイクを防ぐ効果があったのではないかと思われます。画像は漁火がなかった朝に釣れたアキアジたちです。雌が増え、後半戦を思わせる釣果でした。




2013/09/24

2013年 道東アキアジ釣行 第2弾 エサ無し釣行

9月中旬、台風の後に再度遠征を試みました。ここまで来るとアキアジバカですね・・・
今シーズンは残念な事に、道東エリアの釣り場が狭くなったりクローズになったりしているようで、各地結構混んでいました。

さて、どうせ混んでいるなら・・・ということで、今回も大の苦手の止別にチャレンジしてみました。止別にしては比較的空いている(肩と肩がぶつからない程度)の状況の中、釣行開始。今回釣行できるのは僅かな時間でしたので、敢えてエサ無しでやってみました。

その日は比較的好調で、周囲では一人、また一人とあげていきます。この日は潮目がはっきりと出ていて、食わせている人は大体その周囲で食わせていました。自分もそれに習って、潮目近くに投げてゆっくりやっていると、いきなりタックルが持っていかれました。そしてあっと言う間のバラシ・・・その間にも周囲ではポンポンとあがっています。焦ってまた投げているとヒット!!今度はアワセも入れながら、余裕の表情(を作っているつもりで)で波に合わせてずり上げようとした瞬間、フックアウト!!!残念な結果となりました。

そんなこんなで、周囲でいい人で10本あげている中、自分は4本(内1本ブナのためリリース)という結果になりました。この日も他の方のルアーの主流はアキアジクルセイダーのミラーブルー。今年はこれが人気のようです。自分はスーパーブラーのブルー、活性が高いときはあまり動きが激しくない分、不利なのかもしれませんね。エサ無しでもアタリは10回程度はありましたので、十分でした。ただ閉口したのはトラブルの多さ。前回と比べて、釣り場の雰囲気もよくなくなってきていて、ライントラブルも多くありました。隣の方がかかった瞬間に竿を寝かせながら合わせた結果、自分の顔面にヒット!ということもありました(涙でました・・・)釣れた瞬間ややりとりの最中は要注意ですね。
トラブルがだんだん嫌になってきましたので、早めにあがることにしました。画像は今回の最大の獲物80cmです。まだ身の色が落ちておらず、美味しかったようで子供たちが喜んでアッと言う間に食べてくれました。

2013/09/11

2013年アキアジ釣行 止別③ 今年度のルアー

少しタイムリーではなくなってしまいましたが、飛行機で東京に戻る最終日、また止別でトライ。最終日は意外と波が高く、釣りづらいコンディションでした。
今回はダメ元でしたので、徹底して新商品の幅広ぐるぐるサーモン(ブルー)を試してみることに。あまり当たっていない中で30分程投げていると、グーンというアタリ!ヒットしてくれました。しかしながら、タックルの結合部から無念のラインブレイク(涙)あっさり新商品をロストしてしまいました。
この理由は明らかで自分が結合部をしっかりとしなかったことが理由です。何ともお粗末でした・・・

そして暫く投げていると再度ヒット!今回は“強引にでもアワセを入れる”ことを課題にしていましたので、アワセを・・・全く無理でした(涙)一気に持っていかれてしまい、アワセを入れようものならロッドが折れてしまいそうです。(過去折れてしまったロッドなので)その後数秒ファイトして無念のフックアウト・・・2度目のバラシとなりました。アタリの少ない中での2バラシはかなり残念な結果です。

さて、2013年の止別、みなさんのルアーを拝見していると、釣れている人の中での一番人気はアキアジクルセイダーのミラーブルーのようでした。続いて、アワビ系、ぐるぐるサーモンのブルピン、ブルーというところが人気だったでしょうか?自分は投げやすい、スーパーブラーでしたがそれなりにヒットはしていました。

ルアーの変更などを行いながら、恒例のボウズも覚悟しつつ、2時間近く投げているとこれまでとは違うより河口に近い場所でやっている方にヒット!一本ゲットの一本バラシのようでしたが、ここは自分もということで、空いていたこともあって場所移動。遠投で距離を稼いでいいポイントまで流れに乗っけて釣ろうという作戦にしました。移動して数投、ルアーがより河口近くに流されていくと、久々のアタリ!大き目のサイズでしたので、じっくりと闘いながら何とか無事ゲット!!82cm、銀ピカのオスでした!

自分が釣れてその処理をしているといつのまにか、河口近辺に釣り人が集まってきていました。悪コンディションでしたので仕方がないですね。そんな中で再度アタリ!!!今度は70cm強のオスが上がってきました。これも飛んだり跳ねたりと元気に戦ってくれました。
その後、ポツポツと河口近くを中心に釣れました。今回は遠投できていた人が有利だったようです。ただ遠投していると、ほかの方が後から投げたラインとクロスするケースがあり、なかなか難しかったです。やはり止別では自分以外の釣り人のことをよく気にしておかないと思わぬトラブルに巻き込まれてしまいます。サカナはいるのですが、難しい釣り場ですね。
その後、飛行機の時間が迫ってきました。そろそろラストかな~なんて思って自分のウキを見ていると、波間にアキアジの薄いピンクの腹が見えてそのままヒット!ヒットする瞬間が見れたのは久しぶりでした。引き味を楽しみながらランディング。今回は色がついていたオスでしたので、リリースとなりました。リリースしたところで飛行機の時間もいよいよギリギリとなり、今回の遠征は終了しました。今回も学ぶことの非常に多かった釣行でした。ランディング等色々協力していただいた釣り人のみなさんには感謝です。

2013/09/08

2013 アキアジ釣行 第一弾 止別 その2

2日間で何とかアキアジの顔をみることができました。
止別も午後ではありますが、トップシーズンほどの混雑はなく、比較的和気藹々とできていました。(それでも中には気難しい方もいらっしゃって微妙な空気が流れたりしていましたが・・・)もう一週間もすると、午後も大混雑してしまうのでしょうか・・・そうなってしまうと自分などはほかの場所を彷徨うしかなくなります。
3日目、4日目と知床方面に入ってみました。結果は残念ながらボウズ。周囲ではカラフトマスはそこそこ釣れていましたが、残念ながら自分には来ず・・・午後から止別に戻ることになりました。
その止別では前日よりもそこそこ釣果があったようで、自分が入ったときにもあげている最中の方もいました。ただ、前日の雨もあって濁りが入っており釣れるポイントが限られていそうでした。
適当に場所を選んで投げていると、釣れている人もいるのですが、大体は同じようなポイント。そのポイントは潮目です。川からの濁った水と海の水がせめぎあう場所がその日はあり、(いつもあるとは限らないようです。)そこにルアーが流れると当たる確率が高くなっていました。
従って、常連さんもしくは上級者とみられる人は頻繁に場所を変えながら釣りをしていました。自分もそれに習って移動しながら投げていると、ヒット!!やっぱりこの時期のアキアジは大きめで元気!持ってかれ気味になりながら波に合わせてランディングを開始したところで無念のフックアウト!周りのあ~ッという声とともにルアーが飛んできてしまいました。以前の記事で危ないこともあるのでアワセは入れないようにしていると書いたのですが、やっぱりアワセはあったほうがよさそうですね。
残念だったな~などと後悔しながらまた10分くらい潮目に向かって投げていると、再びグーンと引っ張られヒット!今度こそと思いながら必死で巻いていると、今度は周囲の方が協力してくれて、アキアジを蹴り上げてくれました。本当に助かりました。周りの人が協力してくれるとなんだか嬉しいですよね。立派なオスでした。
やっぱり潮目にはサカナがいる!と確信したところで再度粘ってみることにしました。一本来ると連発するケースもありますので、期待していましたが、なかなか来ません。そろそろルアーを変えようかな~などと思っていると、お隣の常連さんにヒット!自分のルアーより手前でアタリましたので、自分の道糸にアキアジが絡まない様、竿を立てて一生懸命逃げていたのですが、どうもアキアジが絡んだようでした。半分あきらめて様子を見ているとアキアジは自分の竿とは違う場所で無事あがりました。“あれ?”と思いながら自分のルアーを回収しようと巻いたところ、いきなり強烈な引き!魚信はお隣のおまつりではなく、自分のルアーにサカナが食ったものだったのです。
“こんなこともあるんだな~”などと思いつつ、無事ランディングを果たしてよくよく見てみたところ、今シーズン初の待望の雌!!!無事いくらゲットとなりました。

2013/09/03

2013年アキアジ釣行 第一弾 止別

9月1日に解禁となった止別川に貯めていた代休を使って行ってきました。前年、竿を折られるという苦い経験をしたのですが、解禁当初は釣り人も少ないであろうということでリトライしてみることにしました。
早朝はおまつりのリスクが高く、激戦が予想されたので、昼前後に行ってみると、それなりに人はいましたが、肩と肩が触れ合うようなことはありません。それでも自分が普段やっている場所よりは圧倒的に人は多く、おまつりしないように一苦労・・・
午後からの釣果ではありますが、自分の見ている範囲では全体で20本くらい上がったのではないかと思われます。ただ釣れる場所がかなり限定されていまして、その場所に陣取れる勇気のある人もしくは知り合いが多い人は釣ることができるのですが、自分のような小心者にはなかなか厳しかったです。
釣れていたルアーはブルーのスプーン、ブルピンのぐるぐるサーモン、白のスーパーブラーなど様々でした。タナは1m前後が多かったようです。釣れるアキアジは初期の群れということもあって銀ピカのオスが多く、80㎝超のものも珍しくはありませんでした。

肝心の自分の釣りはなかなかうまくいかず、大苦戦でした。当初はあわび色のぐるぐるサーモンもどき(ホーマックで売っている安いもの)を使っていましたが、全くあたりがないまま3時間が過ぎてしまいましたので、オレンジのスーパーブラーにしました。遠投を予想していたので、重さが60gのものしか持っておらず、沈んでしまうのが難点です。いきなりボーズの予感もしつつ、それでも何とか頑張って投げ続けていると、ぐーんと一気に引っ張られました!アキアジと思われます。今回は止別を予想していたので、タックルはかなりごついものを使っています。3号のPEラインに4000番のリール、かなりごつい11FT のロッドです。それで一気に寄せてしまおうと思ったのですが、相手も大型で、なかなか寄ってきてくれません。この日はたまたま波が高めでしたので、その波に合わせてランディングに成功!銀ピカの立派なオスでした。

初日に続き、二日目も午後からトライしてみました。前日の教訓を活かし、ぐるぐるサーモンもどきは使わず、ぐるぐるサーモンの新商品(幅広版)を使うことにしました。タコベイトはブルピンです。新商品だからこその効果を期待して投げ始めたのですが、いつまでたってもかすりもしません。釣っている場所はそれほど外れた場所ではなかったので、気持ちばかり焦ります。中には後から来て一投目でゲットしてしまうような方もいましたので、負けてならじと投げ続けました。が・・・・・・アタリさえもありません。そうなると短気な自分は新商品を諦め、スーパーブラーの青・銀にルアーチェンジ(タコベイトもブルピン→赤に変更)。前日同様、大体同じ場所でポツリポツリと釣れていましたので、他のルアーが無いときにその場所狙って投げてみると、グーンというアタリ!必死に合わせてみましたが、ものの数秒ももたずにばらしてしまいました。
がっかりはしましたが、タナなどはそんなに間違っていないようです。遠投をしながら、巻いているとかなり遠方でムズムズしたアタリ!今度こそばらしたくないので、あわせずにしているとグーンと引っ張りました。この日も波が比較的高かったので、その波に合わせてアキアジをランディング。何とかこの一日粘った甲斐がありました。

2013/07/24

釧路、海アメ、海サクラ

先週、海アメ、海サクラを狙いに道東方面に行ってきました。
入った場所は茶路川河口。道東では有名なポイントの一つです。

土曜日の午前3時に現地到着。するとすでに車が数台待機していました。そのナンバーは札幌、帯広、室蘭、北見、旭川と道内から太公望が集まっていることを示しています。
釣果はあまり上がっていないとの情報の中、午前3時30分には釣行開始。30分もすると、釣り人は一気に増え始め、あっと言う間に30人くらいにはなったかと思います。
開始30分くらいでかなり明るくなりました。すると、最も河口近くでやっていた人にアタリ!そして一人おいてまたアタリ!!最初の人は見事に釣り上げどうやらサクラマスだったようで、キープ!
もう一人の方は残念!ばらしてしまいました・・・

これは!と思って一生懸命ジグ(ブルーピンクの安いもの)を遠投していると、お隣の方にアタリ!こちらはアメマスでしたので、リリース。と、直後自分にもゴゴゴというアタリ!キタ~ということで暫く遊んでもらったのですが、無念のバラシ・・・
そしてそれから5分とたたない間に再度のアタリ!今回はばらしたくないなと考えながら、巻いてきたのですが、50cm弱のアメマスでした!今回は結構波が高く、カメラ等を持てませんでしたので、画像をとることができませんでしたが、キレイな魚体でした。引きもそこそこ楽しめはしましたが、こちらのタックルが9ftのシーバスロッドとリールもシマノの4000番に、PE2号というアキアジタックルでしたので、やりとりを楽しむという感じではありませんでした・・・海アメならもっとライトなタックルがよかったようです。

そこから暫くは全体的にアタリが遠のいてしまい、本当にポツポツ(全体でアメマスが1時間に一本くらい)しかあがらなくなってしまいましたので、6時30分頃、釣行を終了しました。50名以上釣り人がいて全体でも10本あがってなかった中、アメマスでもあげられたのは非常に幸運だったと思います。

2013/06/12

福井のマダイ

一年に一度の福井のマダイ釣りに行ってきました。昨年も書いたように福井のマダイ釣りは完全ふかせという独特の釣り方をします。毎年よく釣れているのですが、この釣りの性格上一隻の船で流せる仕掛けの数は限られており、結果として非常に高価となってしまいます。

さて、今回も4時に越前フィッシングセンターhttp://www3.ocn.ne.jp/~echizenf/に集合、友人2名と3人で出港しました。15分くらいで釣り場に到着、早速仕掛けを流しました。この日は潮があまり流れておらず、いつまでたってもエサが動いてくれません。10分くらいたって漸く40mくらい糸が出たときでしょうか・・・カラカラと糸が出ていきます。クラッチでそれを止め、電動で最初だけ一気に巻き上げてフッキングしそこからやりとりを開始しました。この釣りはコマセマダイと違って、重いビシもなければ、クッションもありません。マダイの引きを本当にダイレクトに味わえるところが楽しいところです。数分かけて巻き上げてゲットしたのは食べ頃の1㎏くらいのマダイでした。

1枚釣れるととにかく気分が楽になります。2流し目も50m弱のところでキレイにヒット!やはり1㎏強のマダイです。昨年も同様でしたが、今年もあまり外道が混じりません。後半にかけてハナダイ(チダイ)とマアジが混ざってきた程度でした。3人とも順調に釣れ、6時間で全員で30枚あげることができました。自分はトリプルヒットという運の良さもあって、13枚と自己新記録達成です。長年マダイ釣りをやっているのですが、技術不足でなかなか10枚以上あげることができませんでしたが、ついに達成となり、うれしい福井遠征となりました。

2013/05/26

名立のマダイ

北陸がようやく春らしくなってきた5月、上越にマダイ釣りに行ってきました。
いつも行っていた船がどうやら大きな事故を起こしてしまったようで、休業していましたので、今回は初めての船に乗りました。乗船にあたっては、長野の釣具屋さんで情報収集をし、初心者や女性、初乗船の人にも優しいところをと思って選定しました。

選んだ船は名立の安盛丸。http://www6.ocn.ne.jp/~anseimar/
いくつかの釣具屋さんで比較的親切と勧められ、腕も確かとのことでした。初心者の友人と同行したため、並んで釣り座を確保しなければならず、現地に2時に到着。(安盛丸さんは到着順)最後方に並んで釣り座を無事確保。少し仮眠して、5時出船となりました。

そろそろ乗っ込みの期待もあった中で、上越沖で釣りを開始。棚は非常に浅く、ビシの位置が5m!!この浅さが上越マダイの特色でもあります。と、ここで釣れたのはアジ!上越のアジはビッグサイズのものが多く、40㎝超も珍しくありません。次々とアジが釣れ、たまにイナダも混じるのですが、肝心のタイはなかなか出ません。
しばらく粘ったのですが、アジのみで移動。今度は15mのポイントで釣り開始。ここでもマダイは出ませんでした。そうこうしながら、後半戦突入、今のところ船中でマダイはゼロ!!こうなったら、潮変わりの10時30分くらいが勝負だな~ボウズもあるな~なんて思いながら、その10時30分に・・・
暫くシーンとしていた中で、自分の竿先がグーンと入りました。大アジも似たような入り方をしますので、半信半疑で一応竿を持ちながら手持ちでやりとりし、12mのハリス(4号)を慎重に手繰り寄せたところ、赤い姿が!!!! 1.2㎏のマダイでした。船中の他のお客様から拍手をいただきました。同時にやり取りしていたもう一方にもマダイが来ていて、結局その後マダイは姿を現さず、この2本のみとなりました。それでも自分には一本来ていたので、とてもうれしい一日となりました。たかが一本、されど一本という感じでした。

2013/04/25

2012年函館遠征③

待望の一本が釣れ、嬉しさいっぱいで午前中の釣りは終了。夕方に備えました。フィッシュランドさんの情報では、戸切地川の河口もそこそことのことで、かなり迷いましたが、もう一度茂辺地川に挑戦することに。
早めに仕度をすませ、2時くらいには河口左岸から始めたのですが、なかなかヒットしません。周囲もなかなかヒットしていないなか、時間だけが過ぎていきました・・・
しばらくして暗くなってきはじめた頃、アキアジの跳ね!みんな一気に活気づき、頑張り始めました。すると、ちょうど跳ねがあった付近を自分のウキが通過したときにゴンっというアタリ!グーンと引っ張られました。結構元気でしたので、慎重に対応しながら頑張ってあげてくると、比較的良いサイズのメスでした!その後、おとなりで一本あがり、ここぞとばかりにやっていると、今度は遠投したところで、アタリ!ラッキーってことでアワセを入れて巻いてきたのですが、少し軽いので、違うサカナ??でもその割にはよく引くしななどと思ってみてみると、確かにアキアジでした!しかし、サイズが40㎝強のオス!?食べるのもなんだか可哀想になってリリースし、終了となりました。

2013/04/02

2012年函館遠征②

1日解禁日を間違えてしまい、見事にボウズ(北海道ではボンズ)を食らってしまった翌日、満を持して、前年非常に良い思いをした茂辺地川に出向きました。

前年は少々出遅れた為、良い時間帯を逃してしまっていました。そこで今回は日の出の1時間前から乗り込んでみたのですが・・・結構、人は入っていました。まずは前年良い思いをした右岸からやってみます。日の出間近になり、みんなどんどん投げ始めたところ、しばらくすると左岸の方にヒット!!立派な一本目が上がりました。みんな気合が入りましたが、自分のいる右岸にはアタリすら無いようです。これはいかんと思って、一本上がって、もう一本がバレた左岸に移動してやってみました。
それから30分くらいがたち、日が完全に上って、白鳥の声も聞こえ始めた頃、コンコンという手応え!!あわせずにゆーっくりそのまま巻いたところ、ずーんと重くなったので、あわせを入れてみると、来ました!!!アキアジ!!!
意外と抵抗は少なく、無事ランディングにも成功!!60㎝弱の小さめなオスでした!!






2013/01/15

ラスト!アキアジ函館遠征

12月10日、しっかりと休みをとって、2012年最後のしめくくりとして函館に行ってきました。12月10日に河口が解禁と認識していたのですが、実は11日の間違いでした。と、言う訳で、初日の釣行は常呂川周辺となりました。釣行直前まで結構釣れていたとの情報はあったのですが、行ってみると、釣り人はゼロ!それでも前年の記憶(誰もいない中で1本ゲット(自分に針を貫通させるオマケつき))や、前回の釣行からやってみることにしました。が、投げども投げども反応はナシ・・・2時間ほど投げ続けて跳ねやもじりも探せませんでしたので、諦めました。その他のポイントも入ってはみたのですが、結局どこでも反応は無く、ボウズとなってしまいました。